糖尿病の自覚症状とHbA1c

そもそも『糖尿病のひとは自覚症状がない』とさいしょにかきました。

インフルエンザやケガなどとちがって、しんどい自覚症状がないのです。

それならどうやって診療所や病院を受診するのか?

それは健診などでひっかかって受診されます。

HbA1cが8g/dLといわれてもピンとこないかもしれません。

そこでわかりやすい指標として『体温にたとえてみる』というのがあります。

HbA1cのあたいに、『30をたしてみて、体温にたとえる』という方法です。

たとえばHgA1c 6g/dLなら体温36℃でしんどくないです。

HgA1c 9g/dLなら体温にたとえると39℃です。

かなりしんどい発熱でしょう。

それくらいの重症感ということです。

会社の健診などで、異常値がでた場合にほったらかしにするひとがたまにいます。

会社は社員さんに健康でいて、ながく働いてほしいとおもっているから健診をしています。

ぜひほったらかしにしないで医療機関を受診してください。

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