大正初期の曽祖父より4代、110年以上にわたって、地域密着のかかりつけ医として皆様の健康のお手伝いをさせていただいております。
当院は地域密着のかかりつけ医として、皆様の日々の健康状態の確認や、症状から適切かつ迅速な診断や治療を行います。
総合診療・家庭医療科の経験をいかして、内科・外科など特定の臓器、疾患に限定をした治療を行うのではなく、体全体の症状に対して総合的に診療を行います。
また一般・消化器外科の経験をいかして、内視鏡診療(胃カメラ、大腸カメラ)、外傷治療、疼痛治療に力をいれています。
当院の特長
1.総合診療医・家庭医として地域に貢献いたします
総合診療医として
- 高血圧、糖尿病、高脂血症などの外来加療。在宅患者さんの訪問診療を積極的に行っています。
- 今日、高血圧、糖尿病などの生活習慣病は食事、運動などの生活習慣のみなおしを第一とし、なるべく薬をすくなくするよう考えます。
- 生活習慣のみなおしでは不十分な場合は内服薬もかんがえます。
- 高血圧、糖尿病などの内服薬はさまざまなものがあり、患者さんの病態に応じた処方をしていきます。
- 必要な場合は、提携をしている中核病院や専門病院等への紹介を行います。
訪問診療、往診、家庭医として
- 新型コロナ感染症の流行以来、入院より在宅医療を望まれる方もおられます。
- 当院では、在宅で療養するすべての人の尊厳を守り、患者さんとご家族のQOL(人生および生活の質)の向上をはかることに力をいれています。
- 在宅医療の実践を通じて、人生の最終段階も含め、安心して暮らし続けられる地域づくりに貢献するのを目標としています。
- 在宅医療、訪問診療もしておりますので、気軽に相談ください。
2.消化管内視鏡検査に力を入れています
- 消化器内視鏡学会専門医として、上部消化管内視鏡、下部消化管内視鏡をおこなっています。
- 丹波篠山市内視鏡検診にも参加しています。
- 咽頭、食道、胃、十二指腸、大腸を直接目視する検査です。
- ビデオスコープと呼ばれる超小型のカメラが付いた器具を入れる事によって、消化管を直接見る事ができます。
- 消化器を直接見る事により、各種潰瘍、悪性腫瘍などを発見する事ができます。
- 「胃・大腸内視鏡」と聞くと「苦しい」というイメージがあるかもしれません。
- しかし当院では最新の機器(富士フイルム ELUXEO(エルクセオ))を導入しており、極細の内視鏡を利用しており、患者様にほとんど負担を与える事なく検査が可能です。
- 画像強調内視鏡をもちいて、がんなどの早期発見をするようにしています。
- 当院で利用している内視鏡は、特殊光観察としてLinked Color Imaging(LCI)観察が可能です。これをもちいることで早期の見落と易いがんを見つけることができます。
3.外科、疼痛治療にも力をいれています。
外科治療
- 外傷においては、創処置、縫合処置など必要があればおこなっています。
- 研修医のころから、一般消化器外科医として研鑽をつんできました。
- 創処置では、被覆材を利用した湿潤療法もおこなっています。
- 重症度が高いと判断した時は、適切な高度医療機関に紹介搬送をさせていただきます。
疼痛治療
- 慢性疼痛に対して、トリガーポイント注射、「筋膜間注入法(ファシアハイドロリリース)」「エコーガイド下ファシア(筋膜)リリース」などの手法を行っております。
- 当院も一般社団法人 日本整形内科学研究会に加入をして最新の治療技術について研究をしております。
- エコーガイド下ファシア(筋膜)ハイドロリリース
- 筋膜間注入法を行う際に、トリガーポイントの近くに注射をすることが危険な部位があったり、トリガーポイントの位置そのものがわかりずらい場合があります。
- このような場合には必要に応じて、エコーを用いながら筋膜間注入法を行う事により、より効果的な治療を行います。
- 治療で劇的に改善することがありますが、改善しないときは診断を考えなおす必要があります。
- 患者さんと医療者の共同作業が不可欠です。お互い根気強くやっていきましょう。
- 疼痛治療は時間がかかってしまうことがありますので、事前に電話などで予約をとっていただくようにお願いいたします。
沿革
- 1915年西井格(曽祖父)が西井医院を開業
- 1946年西井雄二(祖父)が西井医院を継承
- 1975年西井一雄(父)が西井外科として開業
- 2015年6月 西井クリニックへ改名。診療科目を外科から総合診療・家庭医療科とする。